こんにちは、○○です。
今日は「ハンドリングが上手くならない。」「どんな練習をしたらいいのか分からない。」と伸び悩んでいませんか?
今回の記事は、セッターに必要なテクニックの練習法をまとめてみました。
この記事を読めばセッターに必要な基礎がしっかりとつかめると思います!
早速ですがバレーが上手くなるにはどういった練習をすればいいのかを話していきます。
これは僕が現役時代にやっていた練習メニューなので少しでも参考になればいいなと思います!
すぐに効果が発揮される訳では無いので継続が大事になってきます。継続すれば必ず貴方の力になり、結果に出ます。諦めてしまえば満足のいく結果にはならないと思います。
まず初めに大きな練習項目を立てていきましょう。セッターに必要なのは大きくわけて3つです!
1.ハンドリング
2.ブロック
3.ゲームメイク
この3つを抑えればセッターにふさわしい人材になれます!(僕もこの3つを練習してセッター歴数ヶ月でレギュラーまで上り詰めました)
1番大事なのはもちろんハンドリングです。
1番大事であって1番苦戦するところでもありますね。
では、どういった練習方法をすればいいのか。大きな項目を細かくわけていきましょう
その後になぜその練習方なのかの説明もします
1.ハンドリング
①直上オーバー
②壁パス
2.ブロック
③壁・床を使ったブロック
④縄跳び、坂道ダッシュ
3.ゲームメイク
⑤攻撃手段を増やす
⑥時間を作る
このようになってきます。まだ沢山ありますが最初はこの6つを抑えておけばバッチリです!
1.ハンドリング
①直上オーバー
オーバーハンドパスの基礎練習と言えば、「直上オーバー」です。
ハンドリングを良くするにあたっていちばん大事なのは正しい姿勢、位置でボールをとらえることが必要になってきます。
直上オーバーはそれらの制度を高めるのに最適な練習方法でよく取り入れられてます。
落下点を見極め正しい姿勢、位置でボールを捉えれればこの段階はクリアです。
と、言っても最初は中々上手く行きませんよね。
なのでこの課題を克服するポイントをいくつかあげていきます!
直上オーバーをやるにあたってのポイント
・最初は低く徐々に高くしていく(10回ごとに)
・回転しながらあげる。(90°ずつ回転していく)
・ボールをわざと前後させる
をオススメします!3つを合わせてるのではなく、一つ一つやって行きましょう!
・ボールの下にしっかり入ること
・おでこの上でボールを捕えること
を意識して同じポイントでボールをとらえること
を意識して取り組みましょう!
②壁パス
壁パスも直上オーバーと同じく基礎練習です。
直上オーバーで落下地点に入る練習がある程度出来てきたら、次は壁打ちで落下地点に入る練習をしましょう。
壁パスをやるにあたってのポイント
・始めは近くゆっくり壁に当てていく
・慣れてきたら距離をあけ、左右にボールを振る
(初めはボールをおでこの上でキャッチする)
・バスケットボールなど重たいボールで細かい壁打ち
これも直上オーバーと同じく一つ一つやって行きましょう。
・ボールの下に早く入ること
・おでこの上でボールをとらえること
・姿勢を崩さないこと
を意識して取り組みましょう。
2.ブロック
③壁・床使ったブロック
ブロックの基礎練習と言えば壁や床を利用したものが多いですね。
この練習は空中での姿勢、指先の強化にもってこいの練習方法になってます。
この練習をやるにあたってのポイント
・壁の正面に立ち、頂点に達した時に指で壁を思いっきり押すこと。(着地時にフラットしたり姿勢が崩れないこと)
※床を使ったブロック練習は指立て伏せなのでポイントは特にないです。
④縄跳び、坂道ダッシュ
ブロック時の姿勢、指の強化が出来たらジャンプ力の強化です。
※ジャンプ力がある方、ネットから手が出る方、キルブロックじゃなくソフトブロックがメインの方は飛ばしても構いません。
ブロックをするに当たって身長があまり高くない人はジャンプ力は欠かせない能力になってきます。
僕も高2で身長が170cm程しかなくジャンプ力トレーニングは1番力を入れてました。
このトレーニング法をやり約6ヶ月程で30cm以上ジャンプ力が上がり1mジャンパーになれました!!
ジャンプ力を上げる練習に当たってのポイント
・つま先でジャンプすること
・つま先に力を入れて一気に駆け上がる
ジャンプ力はとにかくつま先を意識しましょう!
そうすればジャンプ力に必要な筋肉にいい影響を与えることが出来ます!
・1日のノルマを決めできるだけ毎日続けること
・マッサージを忘れないこと
ジャンプ力はすぐ結果には出ません。継続あるのみです。
その後のケアも忘れずにしましょう。
マッサージはかなり重要です。運動直後ではなくシャワーを浴びた後に少し強めにやりましょう。
使った筋肉を休ませることで、疲労回復や自律神経を整える効果があります。
3.ゲームメイク
⑤攻撃手段を増やす
ゲームメイクにおいて、攻撃手段がどれだけあるか。というのはとても重要なところです。
「この場面でこの攻撃をする」などというのは慣れるしかないので今回は攻撃手段 をメインに考えていきます。
僕たちのチームは地域で上の方のチームだったため、たくさんのチームから練習試合を求められてました。
多くのチームはやはり攻撃手段が少なく、読みやすいためブロックに捕まることが多かったです。
ですが、あるチームは失敗は多かったですが、クイックや並行スパイクなど攻撃手段を多様に使ってきておりやりにくかったです。
攻撃手段は多ければ多いほど相手に警戒させれます。
警戒させればさせるほどスパイカーがフリー、又は1枚のブロックで勝負できることが多くなるため、点につながります。
では、攻撃手段を増やすにはどのような練習をしたらいいか、どのトスを練習するかを考えていきましょう。
・平行トス、セミの練習
・Aクイック、Cクイックの練習
・縦クイックの練習
並行トス、セミクイックトスは攻撃の基本となる形です。
試合の中でクイックより多く使うと思います。
僕達もサイドの速い攻撃に加え中央からの早い攻撃というのが形でした。
これをされるとほとんどの高校では攻撃の速さについて来れません。
並行トス、セミの練習のポイント
・落下地点に素早く入ること
・スパイカーが打てる速さのトスをあげること
・アンテナまで届くように上げること
ここでも、まずはトスだけの練習をしてある程度できるようになったらまとめて練習してみましょう。
ここではスパイカーに合わせることが最も重要です。速けばいいという訳ではありません。
スパイカーが打ちやすい速さを重視してあげましょう。
慣れてきたら少しずつ早めていけばいいと思います。
縦クイック
縦クイックは基本的にカットが乱れた時に使います。
そのため相手に読まれにくく、有効的です。
縦クイックのポイント
・落下地点に素早く入ること
・できるだけジャンプトスであげること
・ネットを超えること
ボールの落下地点に素早く入り、アタックラインからセッターポジションにネットをこす高さでボールをあげる。
このクイックはスパイカーが打てなくても大丈夫なクイックです。
打てればいいに越したことはありませんが、メインは早い攻撃と相手の不意を突く攻撃なのでネットを越せば大丈夫です。
トスの上げ方はネットに向かってあげるのではなく、オープントスを上げるように横を向いたまま、体と手で持っていくイメージです。
最初は難しいですが少しずつ練習して行けば必ず慣れていきます!
監督に「セッターの素質がない」と言われた僕でさえできました!笑
⑥時間を作る
攻撃手段が増えたら次は時間をいかに作るかです。
攻撃を増やしてもその攻撃が出来なければ意味がありません。
これは直接的に関わることでは無いですが、どの攻撃をするのかを考える時間を作るのは大事なことです。
例えばセッターが後衛でレセプションの時飛び出してポジションに入ると思いますが、そこも飛び出しを早くしたりカットを高く要求したりして自分が上げやすく選択肢の増えるようになります。
まだこれは基礎なのでまずはこれらを出来るようにしましょう!
僕は上手くハンドリングができない時やトスにバラツキがある時からトス回しなど上のことを考えていたので上手く行きませんでした。
この方法をやってから格段に上手くなったのでぜひ試してください!!!
他にもYouTubeなど動画をみた方がわかりやすいと思いますので、ハンドリング練習と検索すれば沢山出て来ると思いますので「いいな」と思った動画を参考に練習してみるのもいいと思います!